日本地雷処理を支援する会(JMAS)「以下 JMAS]のカンボジアでの取り組みには、
地雷・不発弾処理を支援する以外にもさまざまな取り組みが行われています。
⇒認定特定日営利活動法人 日本地雷処理を支援する会(JMAS)
地雷・不発弾を除去した跡地への学校建設や道路整備も、そのひとつです。
今回の記事では、地雷・不発弾処理以外の支援内容やカンボジアの文化についてご紹介します。
コマツの世界的な社会貢献
(以下写真提供:JMAS)
カンボジアの地雷・不発弾処理活動と復興支援を行うことができる大きな要因の一つに、建設機械メーカ「コマツ」の大きなバックアップがあります。
コマツでは、2008年から「日本地雷処理を支援する会(JMAS)」へ支援を通じて、
地雷や不発弾を処理した後も住民が安心して暮らせるコミュ二ティ開発支援を行っています。
カンボジアにおける地雷除去と復興支援の実績(累計)
項目 | 実績(2023年度まで累計) |
除去面積 | 4,355ヘクタール |
除去数 | 4,272個 |
道路建設/整備 | 100㎞ |
学校建設数 | 10校(生徒数 約800名) |
ため池 | 48個 |
農地均平化 | 80ha |
(コマツ公式HP (対人地雷処理とコミュ二ティ開発支援DATAより抜粋)
「コマツの社会貢献」を是非ご覧になってください!
世界遺産 アンコール・ワット
アンコール・ワットとは「大きな寺」という意味があるそうです。
12世紀前半にスールヤヴァルマン2世により創建されたヒンズー教寺院で、ヒンズー教三大神の中のヴィシュヌ神に捧げられています。
アンコール・ワットの周囲は環濠で囲まれており、その大きさは東西に約1,500m、南北に約1,300mにもなります。
また、三重の回廊の上に5つの祠堂(しどう)が建てられているのが特徴です。
アンコール・ワットはすごーいです!
このインパクトの強さは強烈で、想像を絶する建造物でしたね。
アンコール・ワットは、建設機械もない時代に一体だれがどのようにして造り上げたのか不思議でなりませんでした。
「宇宙人の仕業?」とも思えるような、非現実的な世界に魅了されるばかりです!
タ・プローム遺跡
12世紀末にジャヤヴァルマン七世が仏教寺院として建立しています。
大きさは東西約1,000m、南北約700のラテライトの壁に囲まれた敷地は、ヒンドゥー教寺院に改修されたと見られています。
この遺跡は樹木に覆われ浸食する樹木が特徴ですが、木の根で浸食されているため建造物の大部分が崩壊しています。
樹木が建築物を飲み込んでいる状態で、今までの人生で見たことのない神秘的な光景でした。
大自然のパワーと偉大さを見せつけられた感じで頭がぼーっとした状態になりました。
生命のエネルギーを、たくさん充電させていただきました!!
おまけ(カンボジアの食文化!)
私は、美味しいとは思えませんでした
🦐エビや🦀カニの味噌煮みたいな味で、触感も微妙~でした(笑)
日本人は見た目ですでに、マズーい味を想像するからですかね。
一度食べればもういいです~(笑)いい経験になりました。
カンボジアでは、地雷・不発弾処理活動をはじめ、歴史や文化、そして子供たちとも触れ合うことができました。
日本へ帰国してからは、自分の価値観や考えが、ちっぽけに思えて力が抜けた感じになりました。
日本にいると過剰に反応したり悪い方に推測したりしてしまいがちなのですが、カンボジアに行ってからは、余計な心配をしなくなりましたね。
今後も海外でも仕事というか、活動していきたいという思いも強くなっています。
自分のスタンスを広く大きくして、いろんな文化に接して成長して、これからの人生を送りたいな~と益々思うようになりました。
今回素敵なご縁で、カンボジアでの地雷・不発弾処理活動へ参加させていただいた
JMASの皆さんや、現地スタッフの方々にとても感謝の気持ちでいっぱいです。
カンボジアでの試験内容は、こちらの記事でご報告しています。