弊社では、ドローンの自動飛行を行うときの精密操作と制御をサポートするための高度なソフトウェアプラットフォームであるUgCSを導入しています。

UgCSは、事前に設定しておいた飛行計画経路に沿って、ドローンを自動的に精密に飛行させることができます。

自動離陸・自動着陸・ポイントウェイナビゲーションなどの機能によって、より正確で安全なドローン飛行を実現させます。

また、ドローン（UAV）測量によってUgCSで作成した正確な標高モデルを使用することで、正確なパラメータに基ずく精密飛行は広範囲な測量や点検により効果的です。

弊社との事前打ち合わせでは、PC上で飛行ルートをデモフライトし、3D仮想空間をバーチャルにて表現できます。

例えば、標高差がとても激しい急斜面の現場などを、地盤や地面に沿って対地高度を一定に保つ（追従）ことをシュミレーションします。

従来のドローン飛行に比べて樹木や障害物との衝突対策ができるため、安全性と生産性向上をより確実に実現します。

UgCSソフトウェアの特徴

従来の飛行計画アプリでは、Googleマップの2D平面地図で飛行ルートを作成しているため、傾斜地などの飛行高度の設定が曖昧になってしまいます。

そのため、樹木等の障害物との離隔距離が確認しにくく衝突による墜落のリスクが高くなります。

UgCSでは、Googleアースの3Dより事前撮影から作成する標高モデルを利用できるため、正確な飛行パラメータによって精密なドローン飛行が可能です。

• 正確な対地高度、飛行コース、飛行速度での自動飛行になります。
• NOフライトゾーンエリアを設定することで、飛行の安全率が向上します。
• 現場の地形や構造物を考慮した、細かな飛行ルート設定を柔軟に対応できます。
• PCで3D地図画面の地形や標高を確認しながら飛行計画を行えるため、より確実で安全な飛行計画ができます。
• ビルなどの建物に対して、ビル壁を垂直飛行点検やサークル飛行撮影を行うフライトプランが可能になります。
• ドローンレーザー計測飛行中のIMUキャリブレーションを詳細に設定できることより、正確なLiDAR点群を収集することができます。

これまでの飛行ルート計画アプリでは、特に高低差が激しい場所での飛行ルート設定では、樹木との離隔距離が確認しにくいため衝突のリスクが高くなっていました。

UgCSでは、事前のラフ撮影より作成した正確な標高モデルを利用し、正確なパラメータに基ずく精度が高いドローン測量が可能です。