ドローンでできること【日本地雷処理を支援する会 】Part ❶

日本地雷処理を支援する会(JMAS)「以下JMAS」という認定特定非営利活動法人の活動はご存知ですか?

世界には、まだ地雷で苦しんでいる国と人々が大勢います。

JMAS は 2002 年に自衛隊 OB が中心となって設立された NGO で「人々が自立共存する世界」を目指し ており、地雷・不発弾処理の現場において日本人の誠意と真心を、現地で働く姿を示す活動を続けていま す。

今回は、地雷・不発弾処理の現場(カンボジア王国)で行った、ドローン利活用活動 ❶ についてお伝えします。

 

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地雷の基礎知識

(参照:PEACE BOAT 地雷の基礎知識 2019年最新版)

 

はじめに、地雷とはどういうものでしょうか?

みなさんもご存知だと思いますが、地雷とは、地上や地中に設置されている兵器です。

地雷は人や車両が接近したり接触したりすることで爆発します。

地雷の特徴 「被害者の多くは戦争と関係ない一般市民」

1.「人を殺すこと」を目的としない兵器

多くの地雷は、兵士の手足を失わせることを目的に作られています。

そうすることで、傷ついた兵士を他の兵士2~3人が病院まで運ぶため、戦える敵の兵士の数を減らすことができます。

また、手足を失い苦しむ姿を他の兵士が見ることで、戦う気力を失わせることができます。

地雷は身体的にも精神的にもダメージを与える兵器です。

2.残り続ける

一度埋められると戦争が終わっても誰かが踏むか地雷除去するまで残り続けます。

3.人を選ばない

地雷は攻撃する相手を選びません。

そのために被害者の7割以上は戦争とは関係のない一般市民です。

戦後、農作業中や買い物のため外出中、通学途中などふつうの生活の中で地雷被害に遭う人々、子どもたちがいます。

4.安い

地雷はひとつ300円程度。

戦費が少ない軍隊にとって使いやすい兵器です。

1970~90年代に各地で頻発した内戦で多くの地雷が使われ、今も約60カ国に地雷が埋まっています。

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地雷被害 “多くの子どもが被害にあっています”

(写真提供:JMAS)

地雷埋設国

(参照:PEACE BOAT 地雷の基礎知識 2019年最新版)

60の国と地域が地雷埋設国で、その多くがアジアとアフリカにあります。

(2018年11月現在)

  • 特に地雷汚染が多い国と地域(地雷汚染地域が100㎢以上)

アフガニスタン・アンゴラ・アゼルバイジャン・ボスニア・ヘルツェゴビナ・カンボジア・チャド・クロアチア・イラク・タイ・トルコ・イエメン・西サハ

  • 2017年の被害者数が100人以上報告された国

アフガニスタン(2,300人)
シリア(1,906人)
ウクライナ(429人)
イラク(304人)
パキスタン(291人)
ナイジェリア(235人)
ミャンマー(202人)
リビア(184人)
イエメン(160人)
チャド(146人)
マリ(133人)

地雷の種類

(参照:PEACE BOAT 地雷の基礎知識 2019年最新版)

世界では約340種類の地雷が存在するといわれています。

 

対戦車地雷


サイズは直径30~50cmと大きく、地中に埋めて使われます。

車両や戦車などを爆発させる目的でつくられたため、150kg以上の重さがかかると爆発します。

 

対人地雷

1. 爆破型地雷

直径は約5~15cm。

地中に埋めて使われます。

どのくらいの重さで爆発するかは種類によって異なりますが多くは数キロの重さで爆発します。

構造が単純で大量生産がしやすいです。

2.破砕型地雷

地中に埋めず地表の物陰などに隠して使用します。

爆発で地雷本体が細かく砕けて、周囲20~30mに時速100kmで四方に飛び散り、その破片で人を傷つけます。

種類によっては内部に鉄くずや鉄球が詰めてある物もあります。

ワイヤーを安全ピンにつなげておき

標的がワイヤーに足をかけると安全ピンがはずれ、起爆装置が作動します。

3.跳ね上げ型地雷

地雷本体が地面からはね上がり、地表から1~2mの空中で爆発します。

他の地雷とは違い、人の上半身を直撃し損傷を与えます。

4.指向性地雷

地表に設置し、リモコン操作やワイヤーを引き抜くことで爆発します。

地雷の前方向のみに爆発して、中の鉄球が広範囲に飛び散ります。

5.散布型地雷

航空機やヘリコプターなどからばらまく地雷です。

それぞれが小さく目立たない色をしているため、気づかずに踏んでしまいます。

子どもが興味を持つような形をしているため

地雷とは知らずに拾い上げて被害にあうことも多いです。

6.スマート地雷

自己破壊装置、または自己不活性化装置付きのためスマート(かしこい)地雷と呼ばれます。

一定時間後に自爆したり、爆発しないようになります。

しかし、これが正しく動作する確率は7割以下という報告もあり

本当に無力化しているかどうかは爆発させてみないと分かりません。

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JMASの地雷・不発弾処理活動へ参加したきっかけとは

認定特定日営利活動法人 日本地雷処理を支援する会(JMAS)

 

ドローンで地雷・不発弾処理活動に参加したきっかけを教えてください。

はじめは「日本地雷処理を支援する会(JMAS)」から電話で連絡をいただきました。

 

1本の電話ではじまったその内容は、カンボジアの地雷・不発弾処理活動にてドローンを活用できるか試験を行ってみたいとのことでした。

 

すごく突然なお話しだったんですね。
もともと地雷・不発弾処理活動には興味があったんですか?

ドローンを始めたきっかけが、もともとドローンの利活用に貢献したいということでしたし、ドローンでの地雷・不発弾処理活動を応援したいということも夢のひとつでした。

いろいろな講演会やプレゼンテーションの場で、私がドローンでの地雷・不発弾処理活動へ応援したいということを発信していたので、そのことがJMASの方へ運良く届いてくれたみたいです 。

 

今回は、このようなきっかけではじまったJMASへのドローンによる地雷活用試験記になります。

ここからは、地雷処理活動の一環で参加させていただいた取り組みついて、報告させていただきたいと思っています。

カンボジアの地雷・不発弾処理活動でドローンは利活用できるのか?

(写真提供:JMAS)

JMASは、地雷被害が多い国として、カンボジアで地雷・不発弾処理活動を積極的に行っています。

まず、カンボジアでドローンの試験を行いたいというJMASから協力要請された内容になります。

地雷は広範囲に多数存在しているため、効率的に安全を考慮し処理をしなければいけません。

そこで、「地雷・不発弾処理活動へのドローンの活用」の試験になります。

試験内容 

  1. 地雷・不発弾処理活動地域での出来高管理(範囲が広いので、どこまで地雷・不発弾撤去作業が完了しているか、3Dデータや2D地図データ上で効率よく進捗管理できないか
  2. ドローンの赤外線カメラを使用して、不発弾や地雷の発見ができないか
  3. 作業エリアの事前探査や地雷・不発弾処理の瞬間の空撮

日本での試験と確認したこと(カンボジアへ行くまで)

ドローン飛行について

事前確認では、首都のプノンペンと世界遺産であるアンコールワットのみドローン規制があり、飛ばすことができない飛行ルール―が決められていました。

しかし、実際のカンボジア現地では、撮影地域によっては現地警察官により監視が行われました。

 

ドローンの電波(wifi)の確認

カンボジアの田舎の地域でも、イモトのWifiが使用可能。

 

「イモトのWiFi」は各国の現地通信会社と直接アクセスすることで、現地の人と変わらない通信品質を非常に安価な価格体系で提供することができます。
WiFiルーター本体の機器レンタル料は無料、定額のデータ通信料金のみでご利用いただけます。

 

電源(AC)の確認

事前確認でカンボジアは電圧220Vと周波数50Hzです。

カンボジアへは海外用の変換アダプターを準備しました。

スキー場での試験

 

  • 3次元データ地図作成試験
  • 広域探査試験
  • 詳細探査試験
  • 赤外画像探査試験
  • 安全確認試験
  • GPS精度確認試験

コマツの世界的な社会貢献

カンボジアの地雷・不発弾処理活動と復興支援には、日本でおなじみの建設機械メーカーのコマツが強力なバックアップを行っています!!

 

 

コマツでは、2008年から「日本地雷処理を支援する会(JMAS)」への支援を通じて、地雷・不発弾を処理した後も、住民が安心して暮らせるコミュ二ティ開発支援を行っています。

建設機械を提供したり、学校を建設したり、道を切り開いたり、コマツならではのダイナミックな社会貢献を積極的かつ継続的に行ってくれています!

 

 (写真提供:JMAS)

 

カンボジアにおける地雷除去と復興支援の実績(累計)

項目実績(2018年度まで累計)
除去面積2,028ヘクタール
除去数1,924個
道路建設/整備69.0㎞
学校建設数8校(生徒数 約600名)
ため池47個

コマツ公式HP (対人地雷処理とコミュ二ティ開発支援DATAより抜粋) 

 

詳しくは、⇒こちらのサイトでも紹介しています

コマツの社会貢献」を是非ご覧になってください!

日本での検証結果よりカンボジアの試験へ向けて

    • 地雷・不発弾処理活動でのドローン活用において、3次元地形データとオルソ画像を作成し、「地雷・不発弾除去済みエリア」をデータ上で効率的に管理できるかどうか
    • ドローンを活用し、地雷・不発弾の爆破処理確認や、新たな活動エリアの事前調査などを行えるか

     

    カンボジアでの試験内容は、こちらの記事でご報告しています。

     

         ご 気 軽 に お 問 い 合 わ せ く だ さ い     

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