ドローンレーザー測量の特徴
ドローンレーザー測量は、ドローンに搭載されたレーザースキャナーを使って地形や建物などの物体を高精度で計測する技術です。
ドローンにレーザースキャナ(LS)とIMU/GNSSシステムを搭載し、上空から広範囲のレーザー測量を行います。
GNSS(衛星測位システム)とIMU(慣性計測装置)により、位置と姿勢の情報を取得しながらレーザースキャナによって左右にレーザーを照射し、レーザー光の照射方向と地上までの距離を計測します。
写真測量との最大の違いは、従来まで写真撮影では困難だった山間部や森林部などの伐採できない場所でも計測することが可能なことです。
照射する一部のレーザーが草木の隙間を通り抜けその下の地面にあたることで、森林の地形を計測します。
*草木の茂り方によって、レーザーの計測できる点の密度は異なってきます。
弊社では自動飛行ソフト(UgCS)を導入しています。
UgCSの特徴のひとつとして、ドローンレーザー計測飛行中のIMUキャリブレーションを繊細に設定できるため、正確なLiDAR点群を収集することができます。 |
レーザースキャナーのメリット
ドローン レーザー(FLIGHTS SCAN XT32)
- 広範囲を短時間で計測することが可能。
- レーザースキャナーに搭載したカメラで撮影した画像より、計測したデータに色が付けられます。
- 多少の草木ならす熊をレーザーが抜けて地面を計測することができます。
レーザー測量事例
スキャナーから照射されたレーザーによって、レーザー光線が対象物にあたって往復し対象物の空間位置情報を取得する計測です。
レーザースキャナーは、毎秒100万本以上のレーザー光線を照射し点群データを取得します。
点群データの一つ一つの点には、照射物のわずかな凸凹も空間座標(xyz)で記録され、照射物の計測データを解析することで詳細地形を3次元化することができます。
点群データ
フィルタリング |
TINデータ(不整三角形網)
ドローンレーザー測量で取得した点群データを3D表示するために、点と点を不整三角網で構成した表現データ。 | |
TIN+等高線 |
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