ドローン写真測量

ドローン写真測量の特徴

ドローン写真測量とは

ドローンで上空から連続する写真を撮影して、3次元座標へ変換し、地形や地物の3次元座標データを測定する技術です。

従来の測量方法に比べて広範囲の位置情報データを短時間で得ることができます。

現場の地形にもよりますが、1日に約50万㎡まで測量することが可能です。

しかし写真測量では、レーザー測量に比べると樹木が密集し地表が撮影できない樹木の下の測量はできません。

ドローン測量の手順

 

  1. 飛行計画立案
  2. 飛行許可、申請
  3. 評定点・検証点の設置
  4. ドローン飛行計測
  5. 写真画像解析・作成
  6. 精度検証
  7. 3次元座標データの生成(オルソ画像・点群データなど)
  8. 納品

 

 

飛行計画立案、許可申請   現場確認 詳細を見る

  • 飛行エリア(飛行禁止区域・飛行承認エリアが必要か)の確認
  • 障害物有無の確認
  • ドローン離発着場所の確認
  • GPS通信状況の確認
  • その他トラブルの原因はないか確認

などしっかりと現場を確認します。

飛行ルート計画の作成

写真測量の要求精度をクリアするための3次元点群データを作成するには、ドローンを自動飛行設定が大変重要です。

飛行ルート計画は、自動飛行ソフト(Ugcs)を使います。事前打ち合わせでは、デモフライトを3D仮想空間の中でバーチャルにて行います。

GCP(評定点・検証点の設置)

評定点と検証点の座標を計測して、その場所が目印になるように対空標識を設置します。

ドローン飛行計測

測量現場では、自動飛行プラグラムの設定で撮影を行います。

決められた飛行ルートでは、連続重複写真にコマ落ちがないように撮影をします。

写真画像解析・作成

ドローンで連続重複した画像データを専用ソフト(PIX4D matic)で解析を行い、3次元点群データを作成します。

データ解析時間は測量範囲で異なります。

オルソ画像(JPEG・GeoTIFF)

空撮した写真を地図と同じく真上から見た傾きのない画像に変換(正射変換)します。

点群データ(las)

空撮した連続写真より解析専用ソフトを使用し、点群データを作成します。

精度検証

対空標識の水平位置・標高値とデータ作成した3次元データの精度確認作業を行っていきます。

測量対象物や対象範囲の実測値と、取得した3次元点群データの測定値の差が少ないように精度を高めています。

また、ご要望に応じて精度管理を作成いたします。

3次元座標データ作成

ご依頼頂いた内容でデータ処理を行います。

納品

お客様に合わせた成果物を納品いたします。

 

ドローンレーザー測量の詳細はこちら

 

 

 

CONTACT ~ お問い合わせ 

土木現場でドローンレーザーやドローン写真測量は、3次元データを作成・編集し、起工測量、土量管理、出来形管理など各工程の確認が効率的にできます。

土木工事全体の期間は、大幅に時間とコスト削減が可能になります。

  • 地形測量・施工計画に要する工程の短縮
  • 土量管理にかかる時間短縮
  • 任意の位置での縦横断図の作成
  • 出来形管理帳票作成に要する時間短縮
  • 人が簡単に立ち入ることが出来ない森林測量

お問い合わせフォームまたは電話にて、測量場所、作業内容、必要成果品などを可能な限り入力をお願いいたします。

また、お問い合わせの際に測量作業範囲のデータをいただくと、見積りもご相談もスムーズになります。

測量作業範囲の情報がない場合でもご気軽にご相談ください。