ドローンはプロポから発信する電波によってコントロールされています。
ドローンとプロポとは電波でつながっていますが、電波が届く途中に障害物や媒体があると、電波が変化しコントロール不能になる場合があります。
電波は目に見えませんが、ドローンへ電波が届かないと操縦できなくなり墜落の原因となってしまいます。
ドローンへの電波の伝わり方は、環境によって特性があり、電波干渉する可能性も少なくありません。
DJIドローン取扱説明書は4㎞の範囲で操縦することが可能としていますが、風や天候など何も障害物などがないケースのことになります。
飛行事前準備の重要さと電波干渉になった時の対処方法を知っておきましょう。
また、ドローンが電波干渉になった時は、ドローンから送信されるはずの映像が途絶え、プロポも操作できません!
あわてずに対処しましょう!
電波は見えないので、電波干渉のリスクを最小限に抑えるためには、撮影場所周辺の環境をしっかりとリサーチしておきましょう!
Contents
ドローン電波干渉のリスク
ドローンは、プロポから発信される電波によってコントロールされています。
ドローン電波干渉とは
プロポとドローンは電波でつながっていますが、電波が届く途中に障害物や媒体があると、電波が変化しコントロール不能になる場合があります。
電波干渉とは、高層ビルや電磁波が原因で電波が変化した結果、ドローンまで電波が届かず操縦不能になりトラブルが発生することをいいます。
ドローンが電波干渉を起こすリスク
- ドローンなどの無線通信を行う無線局や高圧送電線からの放電は、電波同士が干渉し電波の速度が低下します。
- 高層ビルなどの建物と建物の間では電波は遮蔽されてしまいます。
- ドローンは機種ごとに電波が届くMAX距離がありますので、事前に飛行可能距離を理解しておく必要があります。
ドローンが電波干渉を起こすときのプロポとの距離は?
DJIドローン取扱説明書は4㎞の範囲で操縦することが可能としていますが、風や天候など何も障害物などがないケースのことになります。
じゃあ 障害物などがあることがほとんどだから 電波がドローンへ届く範囲は絶対に短くなるってことよね。
そういうこと!
電波干渉になりそうな障害物
事前にグーグルマップなどで、現地の携帯基地局のアンテナなどは電波干渉が起こりえることをイメージしておきましょう。
ドローン電波干渉の対処方法
電波干渉時のドローンの症状
電波干渉が起きた時は、ドローンから送信されるはずの映像が途絶えプロポも操作できません! 電波干渉になるとドローンが見えないので、目隠ししてドローンを操縦している感じで す。 ドローンが 勝手に飛び回ることもあり、本当にビックリします! |
ドローン電波干渉時の対処法
電波が途絶えた場合はまずは1分間ぐらいそのまま何もせず、焦らずジーと待つ!! 自然と回復するケースが多いから。 そして~1分たっても電波が戻らない時は プロポのリターントゥーホーム(自動帰還)ボタンを押して自動帰還させることになります。 リターントゥホームは、ドローンは電波が途絶えた地点から プロポの場所まで直線に帰還します。 |
ドローンが帰還する途中に高い木などの障害物があると、ぶつかる危険性がありますので、高めの高度設定をおこないましょう。
ドローンが電波干渉のリスクを抑えるには?
電波は見えないので、撮影場所周辺の環境をしっかりとリサーチしておきましょう!電波干渉のリスクが低くなうように、ドローンの離発着場や 飛行経路を選択することが大事です。
ドローンの準備や飛行環境調査、そして見えないものを観察するイマジネーションを習慣にしてくださいね。
携帯基地極・送電線・大きなパラポナアンテナ・海の近くの船舶無線など いろんな電波が飛んでいるんじゃないか?って疑ってください。
上空では、見えない電波が飛び交うため電波干渉が起きるリスクを想定することが大事です。
- 電波干渉でコントロール不能になったらジッ~と待つ!!
- 1分たっても電波が戻らない時は プロポのゴーホーム(自動帰還)ボタンを押して自動帰還させる(*設定高度は高め)
そして、電波干渉にならない離発着場所や飛行経路も大切!!
電波は見えませんので、ドローンを飛行させる場所の周辺環境を必ずリサーチしておきましょう。