架空送電線周辺のドローン飛行は【近接作業打合せ】が必要です!

ドローンは産業用に活用される機会も増え、いろいろな環境の中のフライトが必要になってきています。

もし、ドローンを飛行する空域の近くに架空送電線があったら、どういった注意が必要になるかご存知ですか?

架空送電線は皆さんもご存知の通り、発電所で作られた電気を送電する設備です。

もし、架空送電線に接触や墜落してしまったら、とても危険で大事故につながります。

鉄塔送電線の近くの空域で安全にドローン飛行をさせるためには、事前に電線路近接作業打合せが必要となります。

事前にドローンパイロットが行った現場調査情報と設備管理者との打合せからの設備情報の両者から得た内容が大切です。
鉄塔送電線設備と長い離隔を確保する飛行計画を立案し実行してください。
30mの離隔ができない状態でのドローン飛行はとても危険ですので、撮影依頼主と撮影内容について再度検討することも選択肢だと思います。
鉄塔送電線に万が一接触した場合は、とても大きな設備事故につながりますので細心の注意をはらい飛行させましょう。

今回は、架空送電線がドローン飛行空域の近くにある場合の、事前協議手順についてご紹介します。

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架空送電線とは

架空送電線とは、山などを駆け巡って電気を送電するために地上に鉄塔を立てた

電線を支えるための設備です。

架空送電線の種類には、主として、強度や信頼性が高い鉄塔送電線が多く使用されています。

  • 木柱送電線
  • コンクリート柱送電線
  • 鉄柱送電線
  • 鉄塔送電線

 

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送電線路近接作業打合せが必要なケースとは

鉄塔送電線の近くで安全にドローン飛行をさせるためには、電線路近接作業打合せが必要となります。
鉄塔送電線の周辺でドローンを飛行させるとき、鉄塔送電線とどのくらいの距離で電線路近接作業打合せを行っていますか?
ドローンと送電線設備の離隔が100m程度のときに電線路近接作業打合せを行っています。
航空法では構造物との離隔を30m以上になりますので、少し余裕をもった判断を心がけるためです。
 注意ここでの打合わせは、Drone 3D surveying が判断する離隔となりますので、各事業所での検討が必要です。
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送電線路近接作業打合せを行うメリット

⭐ 設備管理者と電線路近接作業打合せを行うことで以下の情報が確実に分かり、飛行計画や空撮当日の安全飛行につながります。
  • 鉄塔ごとの高さ
  • 送電線ケーブルの地上高
  • 鉄塔間の距離など具体的な数値

もし、これらの情報が不確実なままドローン飛行を行った場合、鉄塔送電線を目測でしか判断できないため、とても危険なことです。

明確な鉄塔の高さや道路上からの電線の高さなどをよく理解して、ドローンを飛行させるようにしましょう!

 

送電線路近接作業打合せ手順

ここでは、実際に行っている送電線路近接作業打ち合わせの手順のご紹介です。

1. 現地確認

まずはじめに現地に行き、鉄塔送電線の幹線名と鉄塔番号を控えてきます。

(鉄塔の足元に番号札が付いてます)

2. 管轄営業所へ連絡

鉄塔送電線を管轄されている営業所(*1)に電話で要件を伝えます。

送電線路近接作業打合せの日時を決めましょう。

*1 九州地方の送電線設備管理者は、(株)九電ハイテックです。

3. 電線路近接作業打合せの当日

打合わせ場所へ訪問し、撮影の内容として
  • 鉄塔の幹線名
  • 鉄塔番号
  • 発注者
  • 飛行目的
  • 撮影予定日
  • 飛行させる機体
  • 飛行ルート

などを伝えます。

*事前準備書類:ドローンの飛行範囲を記載した地図が必要となります。

4. 送電線路近接作業打合せ記録簿の作成

ドローン飛行ルートや撮影内容に問題がなければ、鉄塔送電線の設備より30m以上の離隔を確保する条件で記録簿は当日いただけることができます。
*飛行ルートが送電線をまたぐ撮影などの危険度が高い場合は、一度社内で協議され、後日回答になりますので注意してください。
事前にドローンパイロットが行った現場調査情報と、設備管理者との打合せからの設備情報の両者から得た内容が大切です。
鉄塔送電線設備と長い離隔を確保する飛行計画を立案し実行してください。
30mの離隔ができない状態でのドローン飛行はとても危険ですので、撮影依頼主と撮影内容について再度検討することも選択肢だと思います。
鉄塔送電線に万が一接触した場合は、とても大きな設備事故につながりますので

細心の注意をはらい飛行させましょう。

 

 

 

 

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