
ドローンは産業用に活用される機会も増え、いろいろな環境の中のフライトが必要になってきています。
もし、ドローンを飛行する空域の近くに架空送電線があったら、どういった注意が必要になるかご存知ですか?
架空送電線は皆さんもご存知の通り、発電所で作られた電気を送電する設備です。
もし、架空送電線に接触や墜落してしまったら、とても危険で大事故につながります。
鉄塔送電線の近くの空域で安全にドローン飛行をさせるためには、事前に電線路近接作業打合せが必要となります。
今回は、架空送電線がドローン飛行空域の近くにある場合の、事前協議手順についてご紹介します。
架空送電線とは
架空送電線とは、山などを駆け巡って電気を送電するために地上に鉄塔を立てた
電線を支えるための設備です。
架空送電線の種類には、主として、強度や信頼性が高い鉄塔送電線が多く使用されています。
- 木柱送電線
- コンクリート柱送電線
- 鉄柱送電線
- 鉄塔送電線
送電線路近接作業打合せが必要なケースとは
送電線路近接作業打合せを行うメリット
- 鉄塔ごとの高さ
- 送電線ケーブルの地上高
- 鉄塔間の距離など具体的な数値
もし、これらの情報が不確実なままドローン飛行を行った場合、鉄塔送電線を目測でしか判断できないため、とても危険なことです。
明確な鉄塔の高さや道路上からの電線の高さなどをよく理解して、ドローンを飛行させるようにしましょう!
送電線路近接作業打合せ手順
1. 現地確認
まずはじめに現地に行き、鉄塔送電線の幹線名と鉄塔番号を控えてきます。
(鉄塔の足元に番号札が付いてます)
2. 管轄営業所へ連絡
3. 電線路近接作業打合せの当日
- 鉄塔の幹線名
- 鉄塔番号
- 発注者
- 飛行目的
- 撮影予定日
- 飛行させる機体
- 飛行ルート
などを伝えます。
4. 送電線路近接作業打合せ記録簿の作成

細心の注意をはらい飛行させましょう。
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