この記事では、ドローン測量時に鉄道が周辺にがあるケースに必要な許可申請方法を解説しています。
ドローンを業務を安全に飛行させるための飛行規制はたくさんあります。
航空法(ドローン機体100g以上)では、衝突や接触などの危険性があるため第三者(人や物)からの距離は30m離すように定められています。
当然、ドローンを飛行する30m範囲に鉄道がある場合も例外ではありません。
ドローンを飛行させる場合は常に安全に注意を要しますが、原因がわからないままトラブルが起きてしまうこともあります。
トラブルが起きるリスクを減らせるように、事前準備をきちんと行うことが大切です。
また、ドローン測量をする時間帯では、列車が通過しない時間帯に飛行させるのがベストです。
鉄道付近でドローン撮影をするときの許可申請手順
- ドローンを飛行させる場所から一番近い駅へ伺い、申請先を教えていただきましょう。
- 申請先へ連絡し、後日指定された事務所へ行きます。
- ドローン撮影の目的(測量など)
- ドローン撮影予定日時(予備日も忘れずに)
- ドローン飛行範囲図
- 飛行する機体の写真
- 航空法飛行申請許可の写し
- 連絡先等の資料 など
ドローン飛行の30m範囲に鉄道がある場合の許可申請方法は?
SANKI PLANでは、ドローンを飛行させる範囲に鉄道線路との離隔が100mの飛行に対して許可申請を行っています。
許可申請では、管轄する鉄道事務所と事前協議を行います。
今回は、あくまでも SANKI PLANのケースをご紹介していますので、それぞれの事業所で確認をお願いします。
鉄道付近でドローン撮影のための許可申請手順
飛行計画の事前確認にて、鉄道が近い場合は飛行許可申請をしましょう。
では実際に飛行計画の100m内に鉄道があった場合の申請手順をお伝えします。
- ドローンを飛行させる場所から一番近い駅へ伺い、申請先を教えていただきましょう。
- 申請先へ連絡し、後日指定された事務所へ行きます。
申請先へ持参する書類
- ドローン撮影の目的(測量など)
- ドローン撮影予定日時(予備日も忘れずに)
- ドローン飛行範囲図
- 飛行する機体の写真
- 航空法飛行申請許可の写し
- 連絡先等の資料 など
鉄道周辺でドローン撮影する時の注意点
- 列車の時刻表を持参しておいて、列車が通過しない時間帯に飛行させるのがベストです。
- ドローン飛行を安全に行うため、飛行経路全体が見渡せる監視担当者も必要です。
- 念のため、緊急連絡先表も持参しておきましょう。
ドローン測量中に鉄道周辺で起きた ヒヤリハット体験
自動飛行中に突然です!ドローンが勝手に上空で止まり動かなくなった経験があります。
しばらく(1分間ぐらい)そのまま様子を見ていましたが、ドローンは停止したまま変化がなかったので、リターントゥホームを押し離発着地点まで帰還させた経験があります。
正直リターントゥホームで離発着地点にきちんと戻って来るかとても不安でしたが、ドローンは無事に戻ってきてくれました。
鉄道付近でドローン飛行させる許可申請手順
- ドローンを飛行させる場所から一番近い駅へ伺い、申請先を教えていただきましょう。
- 申請先へ連絡し、後日指定された事務所へ行きます。
申請時に必要な書類
- ドローン撮影の目的(測量など)
- ドローン撮影予定日時(予備日も忘れずに)
- ドローン飛行範囲図
- 飛行する機体の写真
- 航空法飛行申請許可の写し
- 連絡先等の資料
ドローンを飛行させる場合は常に安全に注意しますが、原因がわからないままトラブルが起きてしまうこともあります。
トラブルが起きるリスクを減らせるように、事前準備をきちんと行うことが大切です。
列車が通過しない時間帯に飛行させるのがベストです。
サンキプランでは、ドローン撮影による測量(写真・レーザー)、画像処理サービス(オルソ化・3D化・点群化)・撮影点検を提供しています。
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