【有明海】朝の海苔漁場をドローン撮影で見た風景

有明海では、10月から12月、1月から3月ごろに海苔の養殖が行われます。

有明海の海苔は、海に支柱を立て、その支柱に網を張る「支柱式」と呼ばれる養殖方法で作られています。

この方法は、有明海の特長である最大6mといった世界でも有数の干満差があってこその養殖方法です。

満潮時には海苔が海水に浸かることで海の栄養を吸収し、干潮時には海面から上がり日光を浴びてうまみを蓄えます。

海苔網は沖合に張られ、干満差で海につかって栄養分を得たり、海上に干されて太陽光を浴びたりを繰り返します。

日光が当たるとノリが変色するため、摘み取り作業は夜間から早朝にかけて行われています。

朝の有明海海苔漁場をドローンでみた風景

有明海は、日本有数の海苔の産地として知られており、朝の有明海海苔漁場をドローンで眺めると、その壮大な景色が一層際立ちます。

摘み取り作業は、中央に摘み取り機を据えた「角船」と呼ばれる小さな船で行われます。

角船はエンジンをかけてノリ網をたぐりながら滑るように遠ざかり、戻ってきた船底には黒々としたトロトロのノリがたまります。

ノリは角船から吸引器で船倉へ運ばれます

有明海の海苔養殖は、環境条件や細やかな手入れが必要となります。支柱の調整は気温や天候、干満の差など様々な要素に気を配りながら、昼夜問わず行われています。

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有明海海苔漁場フォト

有明海では、国産海苔の約4割が生産されます。

有明海は、筑後川や矢部川など多くの河川が流れ込み、適度な濃さの海水をもち、豊かな栄養分が含まれているからです。

また日本一の干満差により、海水と太陽の光を交互にたっぷりと吸収できるので、のりづくりには最高の環境になっています。


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