熊本県阿蘇郡小国町の北部にある杖立温泉では、毎年4月1日から5月6日まで「杖立温泉鯉のぼり祭り」が開催されます。
このお祭りは、1980年頃から始まり40年以上続けているお祭りだそうです。
このお祭りで杖立川を泳いでる姿は、なんと約3,500匹です。
杖立温泉をを鯉のぼりが埋め尽くしている杖立川の風景をドローンで撮影しています。
ぜひ、大空を泳いでいる鯉のぼりたちのドローン映像をご覧ください。
杖立温泉の鯉のぼり祭り
日本各地には、春の訪れを告げるいろいろなお祭りがありますが、その中でも特に目を引くのが「杖立温泉鯉のぼり祭り」です。
杖立温泉の鯉のぼり祭りは、温泉街に流れる杖立川に、各地から集められた約3500匹もの鯉のぼりが泳ぎます。
全国各地でみられる鯉のぼり祭りですが、杖立温泉が川に並んだ鯉のぼり祭りの発祥の地だと言われているそうです。
祭りの始まりは約50年ほど前で、鯉のぼりを揚げるスペースがない杖立温泉で、どうしたら揚げることができるかを考え、旅館と民家の軒先にロープを張ってあげたのが始まりのようです。
杖立温泉鯉のぼり祭りの魅力を空から眺める
杖立温泉鯉のぼり祭りは、日本の伝統文化と自然の美しさが見事に融合した素晴らしいイベントであり、空から眺めるとその魅力はさらに際立ちます。
こどもの日(端午の節句)に鯉のぼりを飾る風習の意味は?
鯉のぼりは、こどもたちが元気に成長し、立身出世することを願って飾られます。
鯉のぼりの由来は、江戸時代の武士の家で男児が誕生したときに家紋のついた幟(のぼり)を飾る風習のようです。
鯉のぼりの由来は、中国の神話や伝説に登場している「龍」が関係しており、黄河上流にある竜門山を切り開いてできた急流の竜門を登りきった鯉は、竜になるという伝説から、日本でも立身出世の象徴となっています。
鯉のぼりの先には、矢車や回転車が付いていますが、矢車は悪いものを払い、幸運を射止めるようにと願いが込められています。
回転車は球状の飾りで、男児が誕生したことを神様に知らせる意味もあるそうです。
自然豊かな杖立温泉への旅
杖立温泉は、九重連山や久住山などの壮大な自然に囲まれ、渓流や緑豊かな森林が広がり、四季折々の美しい景色が魅力です。
杖立温泉の泉質はナトリウムー炭酸水素塩泉で、お肌にも優しい効果です。
温泉につかりながら、日ごろの疲れやストレスを癒して、心身ともにリフレッシュできるのもいいですね。