ドローンを飛行する際の鳥への配慮とは?
山間部などにはたくさんの鳥が生息しています。
業務などで山間部を飛行していると、鳥たちはドローンを見てを攻撃してくることがあります。
それは鳥が卵やひな鳥を守ろうとしている巣の近くにドローンが近づいてしまうケースがあるためです。
鳥に攻撃されてしまうとドローンは墜落の可能性がありとても危険ですので、上空ではできるだけ鳥を刺激しないようなドローン飛行をしてあげることがとても大切です。
そしてそっと着陸する必要があります。
もし鳥に遭遇した場合に役に立つ、そっと着陸するためのドローン操縦テクニックをご紹介します。
ドローン飛行のコツ

もし野鳥たちが近づいてきたときは、野鳥たちを刺激しない様にゆっくりとドローンを移動させて安全な場所にドローンを着陸させましょう。

 

 

鳥たちの繁殖期には 特に配慮しましょう!

親鳥が卵やひな鳥を守ろうとしている巣の近くにドローンが近づいてしまうケースがるため、野鳥がドローンを攻撃してくると考えられるのは繁殖期のシーズンです。
日本に生息している鳥の繁殖シーズンは春から夏になります。
この時期は鳥の気性も荒くなる可能性が多いので、特に配慮しましょう!

ドローン飛行に配慮する野鳥たち

九州地方で特に配慮すべき鳥たちは、カラスとトビ(トンビ)です。

カラス

ハシブトカラス
ハシボソカラス
ハシブトカラスは、多くは都会に住んでおり全長は55~57㎝ほどです。
ハシブトカラスは、都会ではなく里山などの田舎地方に多く住んでおり全長は50㎝ほどです。
繁殖期は、春~夏の期間です。

トビ

トビは基本的に1年中同じ場所で生活し山間部や街中など住む場所は選ぶことなく生息しています。
体長は60~65㎝の大きさで、翼を広げると150~160㎝にもなります。
繁殖期は、春~夏の期間です。

野鳥と遭遇した時の対応

山間部の飛行では基本的に目視でドローンを確認しながら空全体を見ておきます。
もし鳥にドローンが攻撃されてしまうとバランスを崩し墜落する可能性が高くなります。
ドローン飛行のコツ

もし鳥たちが近づいてきたときは、鳥たちを刺激しない様にゆっくりとドローンを移動させて安全な場所にドローンを着陸させましょう。

 

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鳥に囲まれた時に対応できるドローン操縦のコツ

鳥に囲まれたときのための基本練習は、緊急降下飛行と、螺旋(らせん)飛行の操縦練習を普段から行っておくといいです。

ドローン緊急降下飛行

緊急降下は、上空のドローン位置から操縦者の位置を一直線で降下する練習です。
とにかく真っすぐに飛行ロスが無いように、操縦者の位置までドローンを帰還させて着陸させます。

ドローン螺旋(らせん)飛行

螺旋(らせん)飛行は、ドローンが円を描きながら垂直に下降してくる飛行方法です。
直径5メートル程度の螺旋(らせん)階段を下りてくる感じです。
この飛行方法は、ドローン機体がドローンパイロットから見てほぼ真上にある時に有効です。
螺旋(らせん)飛行は、急にできる飛行方法ではないので日頃の練習が重要です。
鳥に遭遇した場合のドローン操縦テクニックとして緊急降下飛行と螺旋(らせん)飛行のご紹介をしました。
鳥に遭遇し緊急的にドローンを降下させる場合は、ドローンパイロットの状況判断も重要になります。
ドローンパイロットは鳥を刺激しないように配慮して、直線的に降下するか螺旋状に降下させるかの判断を行ってください。

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