ドローンホバリングとは?
なぜドローンはホバリングが重要なの?
この不安定なGPS受信状態では、位置を把握できずドローンは安定した飛行をすることができませんので墜落や衝突のリスクが高まり危険です。
ホバリングにはGPS機能が必要です。
最近のドローンの上位機種では、自動でホバリングを行い操縦も簡単になっています。
しかし、自動機能に頼りすぎると突然のトラブル時に対応することができません。
また着陸時には、ホバリング状態でゆっくりと着地させなければ、地面でドローン機体に衝撃を与え、故障の原因にもなります。
ホバリング操作は、ドローンパイロットの必須の基本操作となります。
必ず、手動操縦でのホバリングスキルを身につけておきましょう。
ホバリングの初心者向け基本練習
ホバリングの基本練習をご紹介していきます。何回もしっかりと繰り返しクリアしましょう!
ドローンをホバリングさせる前に、安全な場所を選びましょう。
周囲には障害物が少なく、風が穏やかな場所が望ましいです。
ホバリングの基本的な操作方法
ホバリングのプロポ操作です。
- ドローン機体が下降しそうになったら上昇させる
- ドローン機体が上昇しそうになったら下降させる
- ドローン機体が左右に移動しそうになったら、右なら左、左なら右へ移動させる
ホバリングが上達する基本練習のコツ
STEP1 ドローンの向きは同じです
- まずは低い位置(目線の高さ)でのホバリングを行ってみます。
- 低い位置でホバリングができたら、ドローン機体の向きは変えずに、高さを5m・10m・15m・20mまで上げて練習しましょう
STEP2 ドローンの向きを変えます(右・左・後)
- 高さ5m:機体の向き(右・左・後)
- 高さ10m:機体の向き(右・左・後)
- 高さ15m:機体の向き(右・左・後)
- 高さ20m:機体の向き(右・左・後)
ホバリングがさらに上達する練習のコツ
基本練習の方法でホバリングが出来るようになったら、条件を変えてみます。
あえて少し風が強い場所や時間帯(夕方)に、基本練習でホバリングにチャレンジしてみましょう。
風が強すぎるときは避けてくださいね。
ホバリング練習には ミニドローンがおすすめ!
野外でホバリングを本格的なドローン機体で練習する前に、ミニドローン(GPS機能無)で、室内で徹底的に練習するのがおすすめです。
上位機種になると、重量もあり安定してホバリング操作も簡単ですが、練習にはなりません。
GPS機能がないトイドローンや小さめのミニドローンでしっかりと練習をしましょう。
最初の最初は室内でたくさん練習するのが上達のコツ!!
ドローンご購入される際の注意点
同日より、機体登録を行わなければ屋外を飛行させることはできませんのでご注意ください。
詳しくは、国土交通省の「無人航空機登録ポータルサイト」をご参照ください。
あわせて「無人航空機(ドローン)の飛行ルール」もご参照ください。
ドローン操縦はホバリングだけではありませんが、基本練習の繰り返しが上達の最短コースです。
やればやるほど、じわじわと上達していきますので、焦らずマイペースで頑張りましょう!