
日本の農業分野においても
- 農業従事者の高齢化
- 後継者不足
- 新規農業従事者不足
による労働力不足が問題になっています。
そこで期待されているのがドローンのマルチスペクトルカメラで圃場を撮影することで分かるリモートセンシングの見える化です。
2019年10月よりDJIから販売された精密農業・土地管理用のためのドローン P4 Multispectralを活用することで、ドローンRGBカメラや5種類のセンサから取得したデータを管理し農業効率化が促進できそうです。
Table of Contents(目次)
精密農業・土地管理用ドローン DJI P4 Multispectral
精密農業とは、農地の土壌状態や農作物の状態を観察し、生産性などを細かく取得し分析することで農業運営へ効率化を図る管理方法です。
精密農業・土地管理用ドローン P4 Multispectralでは、圃場全域の植生まで健康状態を調べさらには雑草や害虫被害、土壌の状態なども測定してくれる世界初の完全統合型マルチスペクトルイメージングドローンです。
高精度マルチスペクトル画像で植生状況を把握する
P4 Multispectralは、RGBカメラ1台とレッドエッジや近赤外線など5種類の狭帯域センサーを備えたマルチスペクトルカメラアレイで構成されるジンバル安定化画像システムを搭載しています。
fa-questionマルチスペクトルカメラとは
人の目には見えない近赤外線やレッドエッジと呼ばれる波長の光の反射を見ることで、植物の成長や健康状態を確認するための画像を撮ることができるカメラです。
そのマルチスペクトル画像システムにより
- 植生のストレス状態
- 土壌組成
- 水中塩分
- 汚染に関する独自の情報
などを得ることができます。
ドローンのRGBカメラのリアルタイム動画表示と、正規化差植生指数(NDVI)出力を切り替えて、現場ですぐに洞察データを確認できます。
統合型日照センサー
さらにドローン上部に統合されているスペクトル日照センサーが太陽放射照度を捉えることにより、1日の異なる時間帯でのデータ収集の精度を向上させ、一貫性が増します。
この情報を後処理データと組み合わせれば最も正確なNDVI測定結果を生成することができます。
農業用ドローン普及の取り組み
参照:農林水産省(ドローンの普及計画)
ドローンに搭載した高精細カメラやマルチスペクトルカメラなどの画像により
- 施肥や収穫適期を判断する生育状況分析
- 病害虫の診断
など、様々な技術が実証、サービスが開始されている段階になっています。
今後の課題として
- 広範囲に対するセンシング効率や解析制度向上
- 対象品目の拡大などの技術の進歩
- 実証
により費用対効果が明らかにされることが出来るようになることです。
ドローン技術は、様々な分野で期待され進展しています。
農業用ドローンの普及の期待は、以下の7分野ではとても大きく
- 農薬散布
- 肥料散布
- 播種
- 受粉
- 農産物等運搬
- ほ場センシング
- 鳥獣被害対策
随時、技術の開発・実証・普及状況に応じて見直しをすることとしています。
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